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株の売却の流れ

株の売却の流れ
株を購入するときの流れと売却は同じです。企業名と証券コードを入力して個別のページに移り、「売り」のボタンを押します。保有する銘柄を一覧できるページからでも売却したい株を選択できます。このコラムでは売却の手順をお伝えしたいと思います。
売り注文をする
注文画面では、売りたい株式の数量を入力し、「成行」か「指値」を選びます。成行注文は売りたい投資家が提示する株価のうち、最も高い価格で売却します。売却したい株価が決まっていれば、指値注文を選びます。参考としてですが、株の税金株を売って利益が出たら、利益の20.315%が課税されます。証券口座の開設時に「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶと、税金分が利益から差し引かれ、残りが口座に入ります。「特定口座(源泉徴収なし)」は確定申告して納税するため、利益が出た時点では天引きされません。また、株の値上がりを見込んで購入しても、値下がりして損する場合があります。株を売ると元本が減る状態を「含み損」といいます。含み損が想定以上にふくらんだ場合は、早めに株を売って損失拡大を避けることが大切です。これを「損切」といいます。含み損が大きくなると株を売るに売れなくなり、ほかに有望な銘柄があっても買えません。そのため、自分なりに株を売却する判断基準を持つことが大切です。損切は、証券会社からお金や株式を借りて売買する「信用取引」で特に重要になるため、損切はためらってはいけません。
出金方法について
証券口座のお金は自由に引き出せます。口座内の入出金ページで出金の手続きをすれば、指定の金融機関に振り込めます。振込先を事前に登録していれば、スムーズに出金が可能です。指定金融機関への振り込みが終わるまでの時間は各社異なります。その日のうちにお金が欲しい投資家のために楽天証券や松井証券などでは「即日出金サービス」を提供していますが、数々の制約がある場合もあります。ちなみに、株を買う際の投資金額は、欲しい銘柄の株価に株式の数量をかけて計算しますが、それだけでは注文できません。証券会社に支払う手数料も必要だからです。投資金額の内訳を正確に表記すると、株価と株数をかけ算し、証券会社に支払う手数料に消費税を加えた金額が、投資に必要なお金になります。買った銘柄を売る際にも、同様に手数料がかかります。手数料は買ったり売ったりするたびにかかるため、取引回数が多いほどかさみ、手元に残るお金は少なくなります。証券口座を開設する際には、手数料が安い証券会社を選ぶのがオススメです。  
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