信用取引って? 株取引において株式や株式購入の資金を担保として証券会社に預け、証券会社から借りて株の売買を行う投資の仕方のことです。英語でマージンと呼ばれ、現物取引と対比して使われることが多いです。今回はこのことについてお話していきたいと思います。 なぜあるのか 信用取引がなく、現物取引だけではお金がない時に欲しい株式を買えず、既に株式を保有してなければ売却することもできません。そのため、市場に参加可能な枠が狭くなり、わずかな売買で株価に大幅な変動が起きる可能性があります。しかし、これがあれば手持ちの資金や株式を担保にすることで株式を売買することが可能になることで売買が増加し、公平に市場の価格が形成されます。 メリット メリットは全部で3つあります。1つ目は自己資金がわずかでも多大な利益を狙えることです。自己資金が少なければリスク管理も大変で、利益が少なくなってしまいますが、この取引があれば資金が少ないことで起こるリスクはありません。自己資金と比べて約3倍の取引ができるので、利益をより求めることができる機会が多くなります。2つ目は、日計りで売買の回転が早くなることです。信用取引には日計りがあるので、同一銘柄の売買する金額を使い切るまでは何回でも取引可能です。3つ目はデイトレードと相性がいいことです。デイトレードは短時間で株式を売買する方法で、資金の回転が早くなるだけでなく、金利や管理費などの費用を抑えることができます。 デメリット 1つ目は手持ちではない資金や株式を証券会社から借りていることになるので、金利が掛かることです。2つ目は現物取引と比べると手数料は証券会社全体的に信用取引の手数料の方が安く、期限に関しては現物取引の方が良いです。しかし、例えばデイトレードのような短期売買であれば、現物取引よりも手数料が安いので、信用取引が良いですが、保有日数が3日以上の場合は、現物取引の方がおすすめです。